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治ゆ

治ゆと治癒は違う!

労災保険では「治ゆ」という言葉が使われます。

この「治ゆ」は、医学的にいう「治癒」や、日常用語でいう「治癒」とは異なり、「療養補償給付・療養給付が受けられるかどうか」を基準にした言葉です。

労災保険では「治ゆ」とは、「身体の諸器官・組織が健康時の状態に完全に回復した状態」だけではなく、「傷病の症状が安定し、医学上一般に認められた医療を行ってもその医療効果が期待できなくなった状態」をも指します。

後者の状態を「症状固定」の状態といい、この場合は「日常用語としての治癒」とはかけ離れた状態になってしまっていることもあります。

「傷病の症状が、投薬・理学療法等の治療により一時的な回復がみられるにすぎない場合」には、一般的には「治っていない、治癒していない」と考えるでしょうが、労災保険の制度を利用する場合では、「治ゆ」したとみなされ、労働者は療養(補償)給付を受けられなくなります

問題となるのは、いったん「治ゆ」と認められた人の症状が変化したり、後遺障害に付随してなんらかの症状が発症したりする場合があることです。

たとえば、せき髄損傷、頭頸部外傷症候群等、慢性肝炎などの傷病にかかった方は、この傾向が強いです。

そのため「アフターケア」として、診察、保健指導、保健のための薬剤の支給などが行われることになっています。

無料で「アフターケア」を受けるためには、「健康管理手帳」を発行してもらい、労災病院、医療リハビリテーションセンタ一、総合せき損センタ一、その他、労災指定医療機関に提示することになります。

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