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労働者の精神障害と労災認定

精神障害の労災認定は?

労働災害というと、「機械を操作していて巻き込まれたり、挟まれたりする」「高いところから転落する」などの事故がまず思い浮かびます。

実際、建設業や製造業などの業界では、これらの事故が多いため、任意労災への加入も盛んに行われています。

しかし、労働災害とは肉体的な怪我・病気だけではなく、精神疾患にも注目が集まっています。

長時間労働による過労死だけではなく、セクシュアルハラスメント・パワーハラスメントなどが原因となっての精神障害も、労働災害として認定されやすい環境となっています。

平成22年4月に、「労働者の健康を確保するとともに仕事と生活の調和がとれた社会の実現を目指す」ことが、労働基準法の上でも明らかになりましたし、平成20年3月には労働契約法が改正され、安全配慮義務が明文化されました。

労働者の立場が守られるようにはなりましたが、使用者側にとっては「これまで曖昧であったことが、『黒』だと判断される」というケースが増え、ますます厳しい状況になっているのです。

なお、精神障害に関しては労災認定に時間がかかることがあります。

精神障害には、労働者の側の遺伝的な要素や、家庭の問題など様々な事情が関係している場合がありますので、判断が難しいのです。

結論が出るまで長引けば長引くほど、労働者が補償を受けられるまで時間がかかり、その分だけ労働者に「誠意がない」という印象を与えてしまう可能性もあるのです。

任意労災に加入すれば、早めの対応ができること、あるいは保険会社に対応を任せることができることなどは、大きなメリットです。

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