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アスベスト問題と補償

アスベストに見る労災の具体例

アスベスト(石綿)は、建物の断熱材や防火材、機械の摩擦防止のための素材として役立つと考えられていたため、日本でも大量に使用された時期がありました。

しかし、1970年代にその有害性が問題となり、2006年9月からは、特別に許可された5製品を除いては、アスベストの使用が禁止されるようになり、さらに2011年にはこれらの5製品についても使用禁止とされるようになりました。

とはいえ、既にアスベストを使用して建設された建物や化学工業のプラントなどが、全て日本からなくなるのには時間がかかりますし、これらの建物を解体する作業に従事していた方か、様々な疾病を発症してしまっている現実があります。

もしも、アスベストが原因と思われる疾病にかかった方の中で、業務上アスベストに触れざるを得なかったという方は、労働災害として補償を受けることが可能かもしれません。

アスベストが原因と考えられる疾病には、次のようなものがあります。
●石綿肺
●肺がん
●胸膜、腹膜、心膜又は精巣鞘膜の中皮腫
●良性石綿胸水
●びまん性胸膜肥厚

これらの疾病にかかった方で、アスベストに触れる作業に従事したことがある方は、それぞれの疾病ごとに定められている認定要件を満たせば、労災補償を受けられることになっていますので、労働基準監督署に相談すると良いでしょう。

これらの疾病に苦しんでいる人に、使用者側としても十分な補償を行うことができれば、それに越したことはありません。

任意労災の商品ごとに、補償が受けられるかどうかが異なりますので、貴社の事業内容などに合わせて商品を選ぶと良いでしょう。

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