イメージ画像

過労死と任意労災

過労死の場合の労災

労働者災害補償保険(政府労災)で、過労死とは「業務上の疾病である脳血管疾患及び虚血性心疾患等のうち負傷によるものを除いたもの」と定義されています。

また、厚生労働省は「過労死とは過度な労働負担が誘因となって、高血圧や動脈硬化などの基礎疾患が悪化し、脳血管疾患や虚血性心疾患、急性心不全などを発症し、永久的労働不能または死に至った状態」を過労死と定めています。

労働者が過労死に至ってしまった場合、ご家族は気持ちがおさまりませんので、使用者側を相手取って裁判を起こすということも多いです。

また「過労死が労働災害かどうか」を労働基準監督署が判断するのに、非常に時間がかかるという現実があります。

もしも「労働災害である」と認められた場合、気を付けなければならないのは、「職場環境に問題がある可能性がある」「他にも過労死する人が出てしまう可能性がある」ということです。

任意労災に加入することで、過労死した人の遺族に支払う損害賠償金などは、カバーできるかもしれません。

しかし、過労死を予防する方策を何もせず、次々と健康を害し、亡くなる人が出てしまう企業のイメージは地に落ちてしまいます。

とはいえ「使用者側にも言い分がある。裁判で主張したいことがある」という場合が多いでしょう。

「そのような場合、相談できる弁護士等がいない」という場合は、早めに任意労災に加入して、保険会社のバックアップを得られるようにしておきましょう。

« 遺族補償年金・遺族年金 | ホーム | 上乗せ労災とは? »

このページの先頭へ